【野球ネタ】打って点が入っても「打点」がつかないなんて…

こんばんは。さくらじゅんです。

試合がないので「打点」について調べてみました♪

明日は福島開催、地方球場はその雰囲気を見るのも楽しいですよね。
グランドコンディションも悪かったりするので、そのためにイレギュラーバウンドがおこったりするのも、まぁ、一つの楽しみと言っていいのでは。
(自分が被害を被ると嫌なんですけどねw)

打点についての不思議

実は、以前書いた時にも「あれ?」というのがあったんですけど、時間があったので調べてみました。

↓以前の記事

https://swallows-love.com/swallows-diary/post-1970

というのは、「打ったのに打点が入らないケース」です。

当時、打点王だった(っていうか、今もそうだけど)畠山選手。
毎日、ハタケの打点が増えていくのが楽しみだったんです。

で、ハタケが今日は2点入れたのに、どうして打点1になっているの?
と思っていた日があるんです。

7月20日横浜VSヤクルトで事件が

それが7月20日の、ベイスターズ戦。新垣と久保の投げ合いでした。

1回の表、先頭の比屋根渉が1球目をセンター前ヒット。

2015-08-03 19.35.33
続く、川端慎吾が2ベース。

2015-08-03 19.40.49

幸先良く1点を取りました。

DeNA 0-1 ヤクルト

次にノーアウト2塁で、

山田哲人もショートの頭上を越すヒットノーアウト1.3塁でこの事件が起きました

2015-07-21 13.06.34

4番、畠山がセカンドゴロ!ダブルプレー。

2015-08-03 20.01.02 2015-08-03 19.28.00

この併殺の間に、川端が入って1点!!!

 

DeNA 0-2 ヤクルト

2015-08-03 19.28.42

というわけで、普通に打点1が入ったと思っていたんです。

あとからわかったのですが、この1点は打点にならないのですね

この日、畠山は2回にもタイムリーを打ちます。
これで2点入りましたね。

hatake11

なので、「今日は2打点だな♪」なんて思っていたら、
なんと打点は1と記録されているじゃありませんか。

hatake12

2点目はあきらかに打点なので、「え?じゃ、アウトになった時には打点が入らないの?」と思っていましたけど、だとすると犠牲フライで打点が付くことの説明にならない。

というわけで調べてみました。

打点とは

打点・・・Wikipediaより

打点の記録される場面は公認野球規則10.04に規定されている。具体的には、安打、犠打、犠飛、内野ゴロ、野手選択、押し出し四死球、打撃妨害、走塁妨害で走者が得点した場合である(公認野球規則10.04(a))。自身が本塁打を打ち得点した場合にも打点は記録される(同10.04(a)(1))。なお、1打席に記録される最多の打点は満塁本塁打による4打点である。

守備側の失策による得点の場合は、無死または一死で失策がなくても得点できたと判断された場合にのみ打点が与えられる(同10.04(a)(2))。守備側の失策が無くとも、打者に併殺打が記録されたときは走者が得点しても打点は記録されない(同10.04(b))。

 

結論:「併殺打」では打点はつかない!!

併殺打とは、打撃記録の話。(重要:「併殺打」と「併殺」とは異なる。併殺は、守備側の話。)

では「併殺打」とはなにか。

1.打者が「フォースダブルプレイ」まだは「リバースフォースダブルプレイ」となるようなゴロを打つ。

かつ

2.「併殺が完成」 または 「第一アウトが成立、第二アウトの送球を野手が捉えそこねてその野手に失策が記録された場合」

 

ということなのですね。

【フォースダブルプレイの例 】

「6-4-3」「4-6-3」「5-4-3」といったプレイ
フォースアウトを含むダブルプレイですよね。

あとは

【リバースフォースダブルプレイの例】

例えばノーアウト1,3塁で、1塁手が1ゴロを取り、ベースを踏んでから2塁に送球。
タッグアウト(触球)で1塁ランナーがアウト。そして、1点が入った場合。

こういう場合も「併殺打」となり、打点は記録されません。

畠山の場合はまさにフォースダブルプレイでした。
なので、打点がつかないのですね。

併殺でも併殺打でない場合ってどんなの?

併殺打にならない併殺:その1

1塁にランナーがいるときに、ファーストライナーにランナーが飛び出した時、とかですね。

併殺打にならない併殺:その2

他には、たとえば、ノーアウト1,3塁。

打者はレフトへの浅い飛球。
3塁ランナーはタッチアップ。返球がホームに行くのをみて、1塁ランナーもタッチアップ。

しかし、中継がカットして、セカンド送球、アウト。

これは打点がつきます

「併殺」にはなっているけど、「併殺打」は打っていないからです。

あくまで、打撃の話なのです。

併殺打にならない併殺:その3

他にも、三振ゲッツーなどもそうですね。
これも「併殺打」ではありません。

じゃ、併殺打でも併殺じゃない場合は?

逆の、併殺打であっても、併殺じゃない場合は、先ほど書いたのでいいですよね。
併殺が完成しなくても、併殺打だと審判員が判断すれば併殺打となります。

6-4-3で、ファーストが捕球をエラーした場合などですね。

なんでそんなルールなのか?

アウトを2つも取られたのに、打者としてのポイントになる打点を付けてやるのはおかしい、という考え方に基づくという説が多いみたいですね。

まぁ、それがおかしいかどうかは、試合展開によっても違うと思うんですけど、まぁ、記録上はそういうことになりますね。

野球をされていた人は、当然ご存知のことと思いますけど、やったことない人は知らない方も多いのでは。

今日は打点について調べました♪

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。